復興へ向けて｜家具のフクタケのつぶやき｜家具のフクタケ岐阜県各務原市の家具屋・インテリア家具店

復興へ向けて

2015年03月11日

家具のフクタケのつぶやき

先の震災から4年ですね、あらためて被災者の方々のご多幸と少しでも早い復興を祈念します。

ブログで何を語っても軽く感じてしまい、筆がすすみません。

被災地から離れた岐阜に住み被害は免れました、ただ運が良かっただけです。

いつ同じような被害に合わないとも限りません。

当時、津波の様子をテレビで見ながら、自然災害対してはいかに無力かと実感させられました。

それでも出来る範囲での支援をしようと思い、小さなことは一つだけ続けています。

海外からの支援も沢山ありましたが、

そんな中デザイナーとして海外より、日本の復興を応援しようと家具のデザインを提供された方がみえます。

これがそのテーブル。

カンディハウス　ハカマダイニングテーブル

３．１１東日本大震災があった時にドイツ人デザイナーペーターマリー氏より

無償で提供されたデザインです。

堂々と立つ武士の「袴」姿から発想した、凛とした力強さが特長のテーブルです。

左からカンディハウス　藤田社長、ピーターマリ氏、筆者

今回の震災に対しできる限りの応援をしたい。

武士道の精神、武士の凛とした力強さをもってこの危機を乗り越えてほしい。

そんな想いを込めデザインされた家具です。

脚部には「袴の折り目」をイメージした波形の溝を彫っています。

ハカマダイニング　脚

その話を聞いた時、嬉しい気持ちと人によって色々な応援の仕方があってもいいのかと感じたのを良く覚えています。

まだまだ復興へは時間が掛かります、そして心に受けた傷はもっと時間を要するでしょう。

人それぞれ出来る形で、長く被災者へ寄り添っていきたいですね。

家具の福岳

小川直樹

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