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家具のフクタケは創業1975年、各務原市の鵜沼の分かりにくい住宅街で家具屋を営んでいます。
驚かれるかもしれませんが当店フクタケはこだわりの家具屋ではありません。高い品質で長く使える家具を販売する事は家具屋として当たり前の事で、こだわってする事ではありません。また家具屋のこだわりをお客様に押し付ける事も違うと考えているからです。
ただ「来店されるお客様」は家具にこだわってください。木の質感やファブリックや革の色。木の種類や木目に座り心地やかけ心地に寝心地、そしてデザイン。ご要望をお伺いして家具を提案させて頂きます。
家具に関するお悩みや疑問に思う事、ネットには書けない家具に関するお話もリクエストがあればお話しします。
また、他店で購入した家具の修理も承ります。家具職人も含め家具業界歴30年のスタッフもいますので、家具に関することは何でも相談してください。
近年、木家具に使われる広葉樹は高騰が続いています。以前は国内に豊富に存在していた水楢やブナなどの木材も使い尽くされ、海外からの輸入が主流となりました。しかし、ウッドショック以降、輸入材の高
騰が続き、値下がりする可能性は低い状態が続いています。そして、国産材への注目が高まり、北海道産のミズナラなどの争奪戦が起きています。
このような状況の一因は私たち家具屋にもあると考えています
約20年前、中国製のオーク材で作られた家具が安価に流通していました。オークの無垢材を使用した4人掛けのダイニングテーブルにチェア4脚のセットが4万円から5万円で販売されていましたが、品質にはバラつきがあり、ダイニングテーブルの脚が取れるなどの問題も多く見受けられました。
同じオーク材の飛騨高山や旭川のメーカーが製造したダイニングテーブルやチェアは何十年も使い続けることができます。私自身も50年前に購入した高山のメーカーのダイニングセットを10年ほど前に塗装修理して今も使用しています。一方で、安く購入されたオーク材の家具を今も使っている方はどれくらいいるでしょう。
そういった家具が壊れたり、飽きられて捨てられる様子を目の当たりにし、デザインを含めて修理しながら長く使える家具を展示・販売する方針に、弊社は20年以上前に切り替えています。
現在、持続可能性やSDGsなどの言葉をよく耳にする様になりましたが、家具のフクタケはSDGsという言葉が使われる前から持続可能性を意識して、他店で購入した家具も可能な限り修理し、できるだけ森の木の成長に合わせた家具販売を心がけてきました。
ようやく家具のフクタケの方針に「時代」が追いついてきました。ただ弊社ではSDGsやサステナブルといった言葉は使用しません。それは、これらの価値観がフクタケにとって当たり前のことだからです。
1975年に父親が実家を事務所にして創業、子供の頃から父親の仕事に触れ、9年間の家具職人の経験を経て、フクタケに入社後は販売から納品までの10年や20年後の家具の状態を見て来ました。
また様々な家具メーカーや展示会を訪れ、話を聞いてきました。それらの経験を活かして選び抜いた家具を展示しています。そして、価格だけが品質を決めるわけではないということ。フクタケでは、有名・無名とらわれず、真に良心的なメーカーを選び抜いています。
お客様の要望に合わせて最適な提案をお届けします。お客様の生活に長く寄り添う家具を、家具のフクタケで見つけてください。
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