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メーカー希望小売価格について

2016年12月28日

家具のふく岳のつぶやき

今回は家具屋の店頭で表示されるメーカー希望小売価格についてのお話です。

例えば定価20万円の家具が半額の10万円で値引されていると、

高い家具が安くなっていて物凄くお買得な気分でついつい購入したくなる方も多いと思います。

ここで注意したいのが値引の割合が多く本当にお買得になっている場合もありますが、

どちらかと言うと値引をする前提で高めの定価が付けられている家具の方が多いからです。

そういった家具は販売店が家具を沢山の値引きをする事で売りやすくし、

出来るだけ多くの粗利を確保する為に高めの定価が付けられています。

粗利が高いという事は、仕入れが安いという事。

お買得という訳では無いのです。

あと子供の頃から家具業界を見続けた経験から言える事は、

「値引きの多さ」と「家具の品質」は反比例する事がと多いという事。

商品自体にアピールできるポイントが少ない為

お客様に買ってもらう為に沢山の値引する。

そして値引きしたうえでもある程度の粗利が確保される。

これが家具屋が昔からおこなってきた販売方法です。

私が小学校入学した昭和50年、弊社は家具卸として創業。

まだ大らかな時代でした、屋根の無いトラックの荷台に乗り、

家具と一緒に人通りの多い街中を排気ガスのにおいを嗅ぎながら

走っていたのを良く覚えています。

当時はまだ結婚する娘への財産分与として婚礼ダンスと鏡台を

持たせるのが当たり前の時代。

店先に並ぶ婚礼ダンスの定価はものすごく高く数百万円が普通についていました。

そして定価の半額ぐらいの価格がついていて、さらに値引きをすると言った販売方法でした。

そんなようすを見ながら子供ながらに違和感を感じたのを覚えています。

タンスが売れなくなっても何も変わっていません。

商売としては粗利を高くするのは健全な考え方です。

しかし過剰な粗利率の高さはお客様が家具への不信感を感じさせてしまいます。

原価の安い家具を高い値段で購入したお客様が『値段割に大したことが無い』と考えるようになり

家具への価値観を失ってしまい、安い家具を使い捨てで使うようになってしまった。

それが今の日本の家具業界の現状だと思います。

インテリア業界 売上高ランキング(平成25-26年)

1位 ニトリホールディングス 4581億円
2位 ナフコ(家具・ホームファッション用品) 2222億円
3位 島忠(家具・ホームファッション用品)  1549億円
4位 イケアジャパン  780億円
5位 大塚家具 580億円

安価な家具を販売する、ニトリが圧倒的な強さですね。

そして一般的には高級家具と認識されている大塚家具より

イケアの方が売り上げが上になっています。

経済学者は違う分析をされるでしょうが、

家具屋を子供のころから見続けてきた商人としての分析です。

では値引きが少ない家具買えば安心か?

と言うとそうではありません。

「安かろう、悪かろう」と言う言葉がありますが

これは家具を買うときは当たります。

しかし「髙かろう、良かろう」が正しい訳でもないのが現実です。

そして「有名なメーカーだから大丈夫だろう」

残念ながらこれもあてにはなりません。

「じゃ何を買ったらいいのか?」

「どうしたら良いの?」と思われるでしょう。

方法はあります。

お客様自身が家具の目利きが出来る様になる事です!

販売価格に対して適正な品質であるかどうか判断出来れば大丈夫です。

方法は有名、無名可動化や価格を問わず、

店頭で沢山のソファやイスに触れ、家具を見る。

これをする事で目利きが出来る様になる可能性は高いです。

ただこれも難しい場合はどうしましょうか?

そうですね。。

その為に私たちのような家具屋がいます。

まがい物販売していては商売になりませんし、

お客様の信頼も失ってしまします。

その為に多くのお金と時間をかけて家具について学び

情報収集しています。

家具について目利きが出来る事が

この商売を続けて上での絶対条件です。

「信頼できる家具屋で、信頼できる人から買う」

これが家具選びで失敗しない方法です。

そして

家具の定価=販売価格=品質

これが理想だと思います。

そうなればお客様も迷うことなく家具選びが出来ると思います。

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