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100億円企業の社会的な責任

2019年02月09日

家具のふく岳のつぶやき

先日、
名前は伏せますが 年商100億円以上上げている家具問屋の25歳の営業マンが来社されました。

弊社も少しだけ取扱いをしていますが、私自身はここ最近販売する事はありません。

価格は安いが品質がそれなりだからです。

私自身は以前に何度もそこの家具を販売して

途中で壊れたりしてお客様にご迷惑をお掛けしてきました。

その事を若者に話すかどうか?正直迷っていました。

目にも力がありおそらくは家具が好きで

その会社に入社したんだろうと思い全て話すことにしました。

あえて伏せますが、場合によってはお客様の安全にかかわる商品の不良もあり、

その件数も多かった。

その問屋が企画製造する商品は主にナラ材などの広葉樹を海外で製造し

流行を取り入れたデザインの家具を安価に作っていて、

安価ですが価格帯はニトリなどより高いです。

ただ品質も低く、不良品も多く耐久性も低い。

「年々高騰を続け、基調になってきたナラ材などの広葉樹を使い、

耐久性の低い家具を作り、直ぐに壊れて修理も出来ず捨てられていく。

そんな製品を作る意味はあるのか?」

「それを続けてきたことで、お客様は家具への信頼を失い、

“ニトリで充分”と考えるようになったのでは?

「年商が100億円を超える会社がはるかに格下の家具メーカーのデザインを

真似して家具を製造するのは如何なものか?

その行為は家具メーカーの開発力を奪う行為でこの業界を疲弊させるだけ。」

「“売上があがれば何をやっても良い!

100年後の事は知らない。 今だけ儲かればいい! ”と言った社風に思える。」

「100億円を超える企業であれば、企業の社会的責任はあると思う。

家具産地や家具業界の下支えとなり

ナラ材などの広葉樹が100年後にも流通して使える様に長い目で見た

家具の生産を行う責任はあると思う」

かなり手厳しい話を淡々と話しました。

そして若者は真摯に受け止めていました。

その顔を見て最後に

「100億円の会社として社会的な責任を果たせる企業へ

会社を変えてください。その為に出世してください」

いつかそんな日が来るかも知れない。

そんな楽しみが一つ増えました。

小川直樹

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