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家具への適切な説明が出来るか?

2015年02月23日

家具のフクタケのつぶやき

前回の良い家具であれば売れるのかの続きです。

高付加価値の家具を販売するには何が必要なことは

①本当に良質な家具がある事(理想は近隣の店で販売していない家具)

②家具の良さをひきだした展示をする

③家具への適切な説明が出来る事

④お客様の要望に合わせながら、生活スタイルに合わせた提案が出来る

以上の4つで①②はお話ししました。

③家具への適切な説明が出来る事。

その為には家具、木やメーカーについて出来るだけ深く掘り下げて正確な知識を持つ必要性があります。

お客様にどんなことを聞かれても的確に答える事が出来るか?

その時に正直に家具の特徴を長所も欠点も話す事が出来るか?

この辺りはが的確に話すかどうかで店のレベルは分かります。

店頭で見る家具全てに良いことばかりしかいわない。

どうしても売らなければという意識が働き、欠点をはっきり言うお店はありません。

でも家具は工場で出荷された時点で品質は決まってしまいます。

その家具を販売店で独自に品質を上げる事は出来ません。

適当なことを言って販売しても、使っていけば欠点は必ずばれて店は信頼を失います。

それよりも事実を話すことでお客様からの信頼が得られます。

 あとは購入後の修理やメンテナンスの方法などは当たり前ですが知らないとまずいです。

特に革は半年に一回の定期的なメンテナンスが必要なのでこれは外せません。

ある程度の高額な家具を買う時にはお客様は

古くなった家具を修理・再生が出来るかどうかは重要視されます。

塗装の塗り直し、ソファの張り替えが出来るか、

ソファのカバーを後から購入できるかどうかは大切です。

 あと店員に製造メーカーや産地をはっきり聞いてください。

あいまいな返事や当店のオリジナルですなどと言う場合は

中国製、東南アジア製の家具を飛騨の問屋が輸入した家具の場合に「飛騨からきました」と言って販売していたり

家具の品番や商品名を勝手に変えて販売するケースも実際にある事例なので気をつけて下さい。

残念ながら家具販売店のこういった古い悪習は受け継がれていています。

 今まで書いたのは事実を正直に話すだけ、意外と簡単に出来ます。

新しい情報を得るために色々な展示会へ足を運び、メーカーショルームや工場見学にも出来るだけ行く。

出来るだけ多くのソファやイスに座り、個人の好き嫌いは置いといて様々なジャンルの家具に触れる。

これは家具が好きな人じゃないと出来ないと思います!

どこへ行っても真っ先に家具をチェックしますし、テレビドラマも必ず家具に目が行きます(^^;

ここまで来ると職業病かもしれないですね~

おそらくこの仕事を辞めるまで続けていくと思います。

家具やそれに関する情報収集をして、お客様には事実を正直に話す。

勉強は必要ですが、正直であれば比較的簡単ですよ

家具の福岳

小川直樹

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