
この歌は現在最古の和歌集 万葉集に詠まれていて
”あれやこれや浮気はしない飛騨人々の 打つ墨縄が一直線であるように・・・ただ一筋の道を行くのだ”という恋歌です。
飛鳥や奈良の地で、宮殿の浩営にあたった 『飛騨の匠』のひたむきな姿を彷彿させてくれます。
他にも今昔物語など古代の『飛騨の匠』にまつわる話が現代にいくつか残されています。


写真提供「平和がいちばん」
http://heiwa-ga-ichiban.jp



『飛騨の匠』は、奈良時代から500年間平城京や平安京などの造営、世界遺産である法隆寺や東大寺の建築にあたり、日本建築史の黄金時代の一躍をにないました。そして大正時代 ドイツのミルエル・ト-ネットにより開発された曲げ木の技術と、当時飛騨の山々に残されていたブナの原生林を利用し、家具つくりが始められた。
椅子など見たこともなかった職人たちは、永年の経験と木の知識に支えられ試行錯誤を繰り返し、2年後地場の伝統技である春慶塗の施された椅子を世に送り出しました。
そして現代、『飛騨の匠』の心を受け継ぐ人々により 森から切り出された木に、家具という第二の生命を与え続けています。

